【ハマイチ】うなぎと餅と大判焼き食べに浜名湖一周した話【ゆるキャン△】
天気が良かったので浜名湖へ行ってきました。
実は浜名湖…もとい浜松はゆるキャン△原作5巻、およびアニメ2期に登場します。聖地巡礼も兼ねてのライドになりました。
【はまいちまとめ】
・時計回りで走ると浜名湖佐久米駅までの道は複雑ですが、後半走りやすい+休憩ポイントで「藤田屋」「しず花」に寄れるのがGood
・渚園〜館山寺までまっすぐ伸びる浜名湖周遊自転車道は路面が整備されていてとても走りやすい。また、時計回りだと太陽に向かって走ることになるので、風景よし。
・風が強い!遠州空っ風というそうです。
・「さくめ」のうなぎはいいぞ。
食事よし、風景よし、一周の達成感あり。初心者はもちろん、ゆるぽたしたいベテランにも、ゆるキャン△聖地巡礼したい人らにおすすめのコースです。
【ゆるキャン△2期の舞台-浜松-】
実を言わなくともゆるキャン△ファンである私。原作をKindleで買い抑え、舞台となった所を駆け回る程度のファンです。ゆるキャン△を支えに生きていると言っても過言ではない。
ゆるキャン△はアニメから知りました。本放送が終了してから見たので最終回まで一気に完走。軽い気持ちで見始めた作品ですが、どっぷりとはまりました。この作品のいいところは、誰の好きも否定しない懐の広さ、つかず離れずの人間関係、舞台になった個所の景色の美しさ。見ているだけで自分のその舞台に行きたくなりますし、作中の登場人物、みーんな自立しているところが最高。依存していないんだ、実にいい。
そんな私にとって2021年1月から放送するゆるキャン△シーズン2はまさに生きる希望。勿論先行上映会もちゃーんといってきました。1話、受け継がれるカレーメンが鍵です。エモさしかない。尊い。。。。。
予告だけで生きていく気力がわいてくる素敵な作品、ゆるキャン△。
本放送を見て感情が浄化された人は皆聖地巡礼したくなるはず。ならば巡礼者が急増すると考え、ゆるキャン△シーズン2の放映前に聖地巡礼を兼ねて、舞台になる浜松を中心にはまいちしてきました。
【浜名湖】
浜名湖とはなんぞや?といいますと、静岡県にある湖で、一周約60km。 ゆるキャン△ではなでしこが毎日走り回ったというエピソードがあり、アップダウンが少なく、とても走りやすいところです。が、横殴りの風が強く、寒さが辛いところでもあります。体感としては荒川サイクリングロードに匹敵するレベル。これをママチャリでぐるぐるしていたんだというのだから、やはりなでしこは体力おばけ。
さて、今回のスタート地点は鷲津駅です。
はまいちをしている先駆者はここから反時計回りに走るコースを選択してる方が多いですが、あえて時計回りを選択。理由としては、「さくめ」のうなぎを食べるため!
Twitterで検索すると、さくめへお昼に行ったら品切れだった、食べれなかった、という呟きが多かったので、どうすれば食べれるか…さくめの開店は1100,浜名湖佐久米駅に新所原からの列車が到着するのは1054,ここにはさくめ目当てに来るお客さんがいるはず…となると、それより早く着けばけばいい!と考え、鷲津駅から走った、ということです。
鷲津駅には922に到着。走行の準備を整え942に出発。1045にはついていたいとなると、20kmを一時間で走る必要があるから‥走り始めから急ぎ目で走ります。
普段からルートはGoogle Mapsを使ってますが、まぁアテにならない道を案内してくれます。ハプニングを提供してくれるGoogle先生を恨みをすれど使わなくなることはなく。明らかに301号を走ったほうが楽だろうにあえて田舎道を案内され走ると、それはそれで‥
北海道のような景色を見れるからやめられないんですよ、Google先生は。好き。時間に余裕があれば撮影会でしたが、今回のメインはあくまでうなぎ。うなぎを食べるんや!
想定より早いペースで走り、浜名湖佐久米駅に1040に到着。駅の向かいにあるさくめにいくと、この段階で既に7組待ちと判明。店内は6組まで同時に案内されるので、自分は2周目、ということになります。
※さくめは順番待ちの列が作られず順番待ちの紙に名前を書いて店の外で待つ仕組みです。一人で食べ行くときは何人待ちか把握しておかないと順番前後するかもです。
【浜名湖佐久米駅-カモメが沢山!】
さて。順番待ちの間ゆるキャン△をkindleで読むのもいいですが…
浜名湖佐久米駅は冬に間、沢山のカモメが訪れるとのこと。実際に行って戯れてきました。
かわいい。
想像以上に沢山いました。電車がカモメの集団に突っ込んでくる様子は見ていてひやひやもんでしたが、カモメは賢いのです。電車が来たら逃げますし、エサがないとわかったらすぐ飛んでいきます。この景色も原作通り。
原作通り…のカモメの多さではなかったですが、満足!
【さくめのうなぎ】
さて、本日のお昼はうなぎです!運よくカウンターに案内されました!やったぜ!
優勝。うなぎさん、さくめさん、ありがとう…。
※お値段は1匹〇〇入った小サイズで3,300円です。その価値、あり。
【浜名湖佐久米駅〜館山寺(しず花)】
さて。お腹が満たされたらおやつ、ですよね。次の目的地、藤井屋までさくめから自転車で30分ほど。藤井屋最寄り駅は気賀駅。原作ではここからなでしこが乗車してました。
藤井屋には既に先客が居て、お店の方に「ゆるキャン見てきました」と話す声が聞こえてきました。これは明らかに同業の巡礼者ですね。分かります。
今回オーダーしたのは大判焼きクリーム味。
生地に青のり?が入っているためか、カステラ色にぽつぽつと緑が混ざってました。この日は風が寒い日でしたので、温かい大判焼きがとても美味しかったです。
大判焼き。ホカホカ、美味でした!
次の目的地は【しず花】です。しず花までのルートも自転車専用道が整備されており、道には水色の矢印がポツポツと書かれていることもあり走りやすく、迷うことはないと思います。
今は休園中の浜松市動物園を曲がると館山寺温泉街に着きます。メインストリートはどのおみせも看板にはうなぎうなぎうなぎ。うなぎの押しが凄い。三重の赤福看板攻めと同じものを感じますね。
しず花は作中では「苺のきらめき」を発売しているお店。実際には「いちごの雫」を販売しています。今回は午後立ち寄ったのですでに売り切れ。代わりに金柑餅を購入。程よい酸味とお餅を食べ、体にパワーが溢れてくる気が!
【館山寺〜弁天島】
しず花の裏手にある浜名湖周遊自転車道は、午後に走ると夕日に向かって走ることになります。すっごく景色がきれいなのでおすすめです。しかも直線なので走りやすい!
なにより道中の景色が素晴らしい。何度も足を止めて撮影(休憩)してしまいますね…
対向車、後続車に注意して停止する、ありだと思います。
自転車道を一時間ほど走ると弁天島に着きます。この景色の反対側には渚園キャンプ場があります。キャンパーが沢山いました。
【弁天島にて。】
さて、弁天島にて。沈む夕日が美しい‥。
弁天島で景色を見つつ、もとの目的ハマイチ達成のために鷲津駅まで走る走る!※弁天島駅から鷲津駅まで2駅なのに、案外距離ありました‥。
鷲津駅から弁天島まで戻り、沈む夕日をずっと眺めるんだ!と意気込みハイスピードで走り、信号のため急停止すると、「ガリガリっ!」と異音が。うわぁ、何だろ、チェーン外れたか‥?と思うと、チェーンは外れず。しかしどうもペダルが軽い。あっ、ギア変速できてない‥。壊れた‥あぁ‥。
浜名湖一周終了!しかし変速機に異常あり!
— Yo-ichi (@Shu41Gakuburo) 2020年12月26日
メンテナンスだ… pic.twitter.com/VDAIuJBIKQ
【TREK浜松】
さて。弁天島で沈む夕日を見送り、沈んだ気持ちと機材トラブルに見舞われた愛車を直すべくTREK浜松に行きました。弁天島からは4駅で最寄りの浜松駅。駅からは15分ほどでTREK浜松。店員さんの手早い修理のおかげでフロントのギア2速が復活!原因は急なギアチェンジによるフロントディレイラーの位置が変わってしまったこと。それにより変速ができなくなった、とのこと。
すぐ近くに愛車を治せるTREKストアがあってよかったです‥
帰りに浜松駅で浜松餃子食べでfinish!
今回は温泉なしです〜。
【まとめ】
フロントディレイラーに異常が発生した影響で温泉に入ることは叶わなかったけど、おかげでTREK浜松の店員さんから手厚いケアを施してもらえた。それに、浜松餃子を食べることもできた。今回のライド、終わってみれば、実に良いライドでした。食事が満ちていたライド。人を幸せにするのは絶景と食事ですな。うなぎも大判焼きもお餅も美味しかった。この経験ができたのもすべてゆるキャン△のおかげです。また会いに行くよ。
【都民の森】東京都にある都民の森経由奥多摩周辺走ってきた話
前々から気になっていた都民の森へ行ってきました。
【都民の森、奥多摩まとめ】
・武蔵五日市駅から都民の森まで約3時間、都民の森から奥多摩までは約2時間30分。
・ロードバイクより自動車、バイクが多い。なので、ダウンヒルが本当に怖い。
寒い、路面急、風斬り音しかしないのに、車、バイクは容赦なく後ろから颯爽と抜いていく。
非常に怖い。手が震えるのは寒さからか、恐怖からか。舗装をガタガタだし。怖さしかない。
・獲得標高の割に斜度がきついところが連続するのが心に来る。
★都民の森~奥多摩ライドの一番勿体ない点、それは奥多摩までの風景を楽しむ
余裕がないこと!とにかくこわい!…でも、振り返ると楽しいのでOKです。
【走行日 2020/12/13 日】
【走行距離 63km】
【獲得標高 1,108m】
【武蔵五日市駅まで輪行】
本日も元気に最寄り駅から輪行。
奥多摩周遊道路は900〜1800のみ走行okということで、始発で行く必要はないと考えたら寝坊しました。
予定より1時間遅れて、1000武蔵五日市駅到着。
加えてサイクリングの準備に30分もかかってしまった。
原因はサドルバッグとGoProマウント取り付け。まぁ仕方ないけどね。
次回は30分かかること考慮して行動計画練ろう。
武蔵五日市駅近くにセブンイレブンがあるのでそこで補給。
下調べでこの先コンビニが殆どないと知っていたためですね。
それを知ってか知らずか、コンビニにはロードバイク乗りにバイク乗りが
沢山いました。願わくば事故のない安全なライドを。
【武蔵五日市駅〜数馬】
武蔵五日市駅から10分も走れば馴染み深い田舎の風景。
長野のようなだだっ広い自然、ではなくて、埼玉の定峰峠のような風景です。
民家がちょこちょこあって、でもコンクリートには苔が生している風景。
人工物が朽ちているような風景が広がっていました。ガードレールに苔むしている
この風景、最高ですね。
檜原村役場近くの交差点。ここを左折するといよいよ山岳ルートです。
交差点曲がると大体こんな感じ。まさに森の中です。(本当に東京か?)
ここからがまた長いんです。都民の森ルートのきつい点は
・斜度が基本7%近く
・ご褒美(絶景)が道中少ない
この2点に尽きると思います、絶景本当少ない。路面は綺麗なのに。
忘れもしない「上川乗」の交差点です。この先びっくりする坂があります。
気合い入れる必要アリです。
道中見かけた「こけし」。今度は知るときは立ち寄ろう。
バス停。古風で趣があったでパシャリ。12月~2月はバス走っていないそうです。
バスがこな~い
【数馬〜都民の森】
数馬の湯から更に斜度10%の道が続きます。
個人的にこの数馬からが一番きつかったです。おそらく前を走る二人組のローディーたちを登り坂で抜いたからでしょう。「ハッー、ハッー」と、とても息苦しかったのを覚えています。
10%の看板見ると微笑むようになりました()
でもですね、この先が「ラスボス」でした。
見上げると遠くに道路が見えたんです。その時は「あれはきっと都民の森へ行く別ルートなんだろうなぁ」と考えたけど、どうやら走らなくては都民の森へ行けないことが発覚しました。ひゃー。まぁシッティングでペダルをくるくる回せばつくので問題無し。いつも通りです、はい。
【奥多摩周遊道路】
ということでスタートから2時間30分の1230頃、奥多摩周遊道路入り口手前に到着。
登らねば着かない。ということでLet`s climb
で、完走した感想ですが、登る前見上げた時はこれ死ぬやん、でしたが、
登ってみれば、案外できるもんだと自信になります。
※登りきったところから見下ろす景色はかなりの絶景!
登ってきた道を振り返ると、おわっ、結構登ったなぁ、と達成感と自己肯定感が生まれるのでおすすめ。奥多摩周遊道路看板から大体30分くらいで登れます。
【都民の森でお昼休憩】
出発から約3時間30分かけて、1300都民の森到着。
さて、本日の私がいただいたお昼は「とちの実売店」の「焼きおにぎり」です。
気温が低く寒かったため、注文してから聞こえた電子レンジの「チーン!」
という音が待ち遠しかったです。お漬物はきのこかな?モニョっとしていて味が濃く美味しかったです。味噌汁は酸味を感じる味でした。あれは何味噌だったんだろう。
冷えた体に温かいご飯。マッチポンプとわかっていてもやめられませんね(^^
食後の甘味は「みとうだんご」をいただきました。御手洗醤油とくるみみそ味を選べたので、今回は「くるみみそ」をチョイス。お団子は甘じょっぱく食べやすかったです。
普段よりおいしく、幸福感を感じたのはきっと、寒く、道中目で景色を楽しむ幸福移管が不足していた分を、食べることで満たしていたからかも。ヘロヘロになった体に食事を提供してくれる「とちの実売店」を開いてくれているオーナーさんらへの感謝は尽きません。これからもずっと営業していてください。よろしくお願いします。
昼休憩でここでガッツリ炭水化物を摂取。下山に備えました。
お値段 「焼きおにぎり」300円 みとうだんご 350円
【都民の森〜月夜見第一駐車場】
都民の森出発してペダル回してると、いきなり左足が攣ってしまいました。
攣ったタイミングが平坦な道でよかった。アキレス腱を伸ばして対応。
風張峠駐車場にて都内の道路で一番高いところの標識発見。
つまりここからはダウンヒルがメインになるわけです。いつも通りワークマンのAEGISを上下着込み、ネックウォーマー、手袋の完全体に変化。今のところ不満点なしの完璧コーデ。強いて言うなら、AEGIS、もう少しコンパクトに折り畳めならなぁ。
月夜見第二駐車場からは奥多摩が見えます
そうそう、月夜見第一駐車場には野生のしまりんがいました。
【月夜見第一駐車場〜奥多摩湖】
駐車場〜奥多摩湖までのダウンヒルは、路面が意図的にガタガタに作られており、非常に怖かったです。スピード出るし、寒いし、後ろから車、バイクくるし、サドルバッグは思いから重心ずれるし。しかもスピード出てるので安易に後ろ振り向くと転びそうで、とても怖い。なので後ろ向かずにひたすら前を見てダウンヒル。
後ろから来てるに違いないと思いこんでも無理のない風斬り音に恐怖しつつダウンヒルしたので、あまり楽しくなかったです。下り切ったときは、快楽より安堵が先に来ました。
ようやくゴール、ほっと一安心…
奥多摩湖にかかる橋を渡り、139号線に合流してから奥多摩駅までは後ろを走る自動車から逃げるようにペダルをぐるぐる回してました。
道中の赤い橋、自転車とマッチしていて気に入りました。
二車線しかないので、後続車に追い抜いてもらうにもできない‥仕方ない、やるかと割り切り、40kmくらい出してひた走りました。ただ、ここも道路は意図的な段差があり、GoProが傾いてしょうがなかった。あの段差はそう、GoPro殺し。ロードバイクにマウントしてる状態だと勝手に傾いてしまう。スピード出てるからハンドルから手を話すこと怖くて直そうにも直せないし…。
ただ、前を走る自動車、または車がいるとき自分はいつも以上の力が出ることがわかった。まてこの‥!って気持ちになるからね。前を走る車がいなくなってからは力が経にゃへにゃと抜けていくのを感じた。目標があるって大事。
【本日の温泉】
疲れた体を癒すのは温泉です。
本日立ち寄ったのは【奥多摩温泉もえぎの湯】です。
奥多摩駅から自転車で5分。好立地なのがGood.
料金:850円/3時間
<設備>
サウナなし、露天あり、時間制限あり(3時間です)
料金支払い時にロッカーの鍵を渡されます。
ロッカーは縦に長い長方形と正方形があり今回は長方形のロッカーを利用できました。個人的に荷物が多かったので助かりました。
湯船は露天と室内の2つのみ、シャワーは室内6つ、露天近く3つ。
リンスインシャンプーとボディーソープの2つあります。
浴室、狭いかというとそうでもないです。
ちなみに脱衣所の洗面台にはドライヤー3つあります。
混雑したら使いづらいかもですです~。
で、露天風呂からの景色は。。。ま、まぁ山奥なので…はい。
※湯の温度は高めで気持ちいいですよ!
【奥多摩駅~最寄り駅】
奥多摩駅に到着する際看板が目に入った氷川食堂。
1700過ぎに行くと、店内飲食オーダーストップと、残念。なのでみたらし団子をテイクアウトでオーダー。焼き立てのお団子に絡むみたらしの甘いタレ。美味でした。
奥多摩駅。お城みたいな造り、いいですよね…
あと、帰宅途中に立ち寄った立川駅にある焼きそば専門店の
【ぼっかけおむそば】、非常に美味でした。
ぼっかけってなんぞな?調べたら、神戸の名物グルメらしく、牛すじをぶっかけることとな。つまり、牛スジ卵焼き焼きそばなんですな。麺、茹ででから焼いているみたいで、モッチモチ。美味しかったですぞー。
【まとめ】
武蔵五日市駅から大体3時間で都民の森。
道中ひたすら登りではなく、適度に下りあり。
しかし木陰が多いので気温が低いときは体調管理必須。休憩のため停車するとすぐ冷える。
都民の森から奥多摩駅までの道路は意図的に段差があるのが厳しい。
しかし都民の森から武蔵五日市駅へのダウンヒルは楽しいと思う。段差がないから。
奥多摩駅近くにある温泉は小さいけど駅チカという点が非常にポイント高し。
次回は奥多摩駅から登ろうかな。
【西伊豆スカイライン】憧れの場所へ行った話
静岡県にある西伊豆スカイライン(達磨山まで)走ってきました。
【西伊豆スカイラインまとめ】
修善寺温泉から休憩ポイントの達磨山レストハウスまで約1時間
レストハウスから高原風景の広がる達磨山までは約30分
【走行日 2020/12/6 日】
【走行距離 73km】
【獲得標高 1,330m】
【西伊豆スカイラインを目指して。】
西伊豆スカイラインは修善寺からまでの無料で走れるワインディングロード。
ロードバイク始める前に1度だけ訪れたことのある場所です。
たった一回、しかし強烈なインパクトを心に残してくれた場所。
ロードバイク購入してから、絶対に行きたいと思ってました。
しかしただ行くだけではない。雪化粧をした富士山を、
道路が凍結していない、かつ雪化粧が始まる12月だからこそ、行ってきました。
雲海に佇む富士山があまりに美しくて…。これをまた見てみたい…。
【最寄り~三島駅-三島コロッケうどんうまい-】
今回も最寄り駅から輪行です。小田急線で小田原駅まで移動し、東海道線へ乗り換え。
熱海駅止まりの列車から静岡行の列車に乗り換えて三島駅にて下車。
三島駅にて朝食です。三島コロッケうどんが大変美味でした。
三島コロッケ、馬鈴薯100%なのにまるで肉じゃがのような味がしました。美味。
乗車した列車はラブライブサンシャインとコラボしているようで、ラッピングされていました。座席はふっかふかの転換クロスシート。かつ、修善寺までスピードを出さないゆったりとした運転。ちょっとした小旅行の気分。
サイクルトレインをやっているためか、運転席後ろには輪行袋を置くスペースが完備されていました。自転車6台くらい置けるのでは?と思うほど。
【修善寺駅から西伊豆スカイラインへ】
修善寺駅にて準備を整え、移動開始。しかしどこかでルートを誤ったようで、
途中引き返すことに。正直ルート変わっても何とかなるでしょ、と思っていたが
Google先生は「引き返せ」と仰りました。仕方ないね。今後駅から目的地へのルート事前調査はしっかりしなくては。
しかし怪我の功名。木のつり橋を渡ることができたので良しとします。
修善寺ICに到着。ここは頭上を高速道路が通っていて圧迫感があります。
ここを左折すると修善寺温泉です。
修善寺温泉入り口にあるファミマ。ここが西伊豆スカイライン最後のコンビニにでした。休憩や補給食を入手する場合、ここで揃えるとよいと思います。
西伊豆スカイライン入り口の看板です。左上、右上にある青看板が
行き先を示してくれていますね。ここから黙々とヒルクライムです。
今日のゴール達磨山は約900m。なので、実質800mのヒルクライムです。
きのこ総合センター!(この日は行きませんでした)
スタートから約1時間。左手にもっこりとした土盛が見えてきたら
休憩ポイントの達磨山キャンプ場です。…が、この日は休館日でした。
※ちなみにここはゆるキャン△8巻の聖地でもあります。
さりげなーく聖地巡礼も果たせて満足☻
【達磨山レストハウス】
さて、達磨山キャンプ場から達磨山レストハウスですが、ものの5分で
到着します。貴重な休憩ポイント+絶景ポイントなので、もちろん休憩。
ここからは淡島もよく見えます。
【いよいよ達磨山へ】
達磨山レストハウスから達磨山は約20分ほど。ここからもう300mほど登ります。
しかしあと一息、まだまだ足は残っていましたので、楽しくヒルクライムです。
この青看板が見えたら左折です。もくもくと登り…
カーブを曲がると、木々が見えなくなってきます、いよいよだ…!
雲の切れ間から太陽の日差しが、ゴールを歓迎しているかのように感じました…
出発から約二時間でゴール!!!
このオーシャンビュー…。左下に戸田の町が見えますね。
ちなみにもう少し進むと西伊豆スカイラインの看板がありますので、
そこで記念撮影するのもありありです~
さて、ここから仁科峠まで行く道中、ダウンヒルするところがあるのですが…。
まるでラピュタにいるかのような風景です。広がる空、背の低い草木、あるのはワイディングロードだけ。最高でした。
場所でいうと戸田駐車場の写真撮影個所から10分ほどのところです。
丁度14時ごろだったので、日没までに温泉にいるための逆算をし、ここからまた達磨山へ引き返しました。
さて、西伊豆スカイラインを満喫したのち、800mを一気にダウンヒルしました。
※途中達磨山レストハウスで再度休憩。
「鹿みそおにぎり」がとてもおいしかったです。
冷えた水と暖かいお茶、二つ提供してくれる心遣いがうれしい。
お値段450円。ヒルクライムで疲れた体にしょっぱめの鹿みそが染みる。
【本日の温泉】
疲れた体を癒すのは温泉です。
本日うかがったのは【極楽湯 三島店】です。
ここもサウナあり、外気あり、天然温泉ありの素晴らしい施設でした。
しかも店員さんが親切です。入館時、ニフティの画面見せていただければ割引致します
とお店の片側からおっしゃるんです。ありがたい。
ということで以下の画像を見せると割引になりました。やったぜ。
親切その2
体洗う際に邪魔だった鍵を放り投げてしまってました。
「はっ!」と気づいた時には時すでに遅し。体を洗った箇所は別の方が利用し、鍵を捜索できず。完全に終わったと思いましたが、ここの施設は脱衣所にフロントへ直通する電話機があるんですね。すっぽんぽんのまま、「すいませんロッカー番号○○○のカギなくしてしまったのですが、ありますか…?」聞ける利便性。及び「フロントで預かっておりますのでお渡しに行きます」と提案していただけたうれしさ。ありがとうございました。
サイクリングまとめ
・西伊豆スカイラインはいいぞ。とにかく広いんです。風景の広さと深さが。
輪行に関して
熱海乗り換え問題
3番線 東海
4番線 東日本
↑乗り換え時間短いのに移動距離あるのの何なんでしょうねぇ、あれ…不便★
【豆知識】
★三島方面へ行くときの熱海乗り換え
5号車にいると乗り換え便利
★三島から熱海での乗り換え
増結車両(先頭車両)を探せば輪行袋置きやすいです
さて、次回はどこ行こうかな
【地蔵峠】紅葉見に1,732mの峠を登った話
紅葉求めてとにかく高いところへ行きました。
【地蔵峠まとめ】
道の駅雷電くるみの里から1,000m以上登る
道中ひたすらに緩い坂と七曲が続く
ゴール地点のお好み焼きがうまい!
登りは3時間、下りは20分、最高のダウンヒル!
ゴール地点の紅葉は黄色、茶色が多い
【走行日 2020/11/1 日】
【走行距離 27km】
【獲得標高 1,107m】
【紅葉がみたいっ】
秋になると見たくなるのは紅葉です。きれいな紅葉をいち早く見るには標高の
高いところへ行く必要があります。
自転車ブログ、Twitterで紅葉と検索し、見つけたのが地蔵峠でした。
丁度長野へ行く機会があったので、峠を登って紅葉狩りへ行きました。
【道の駅雷電くるみの里からスタート】
地蔵峠から最も近い道の駅は「道の駅雷電くるみの里」になります。
道の駅雷電くるみの里の由来は、最強力士「雷電」の出生地が東御市であることから来ています。力士としての勝率96.2%だそうです。白鵬もびっくり。
別府交差点を横目に只管のぼります。
※交差点の脇にローソンがあるので、そこで補給するのがオススメです。
ちなみにこの先にコンビニはありません。
ここから見える山に登っていきます。wktkしますね(遠い目)
ライド開始から30分ほどの道沿いにある標高を示す看板。
地蔵峠は100m登るごとに標高を示す看板が設置されています。
「まだ900mか」と思うか、「もう900mか」と思うかはその時のテンションに依存します笑
ライド開始から約45分ほどで1,050m地点。ゴールの湯の丸高原まで7km。
しかし後700m登ると…いや、考えないでおきましょう。
真っ赤な紅葉に囲まれている石碑がありました。
走り始めて1時間と30分ごろ。標高は約1,300m辺り。段々と木々が黄色く色づき、
道の脇を彩り始めました。
このあたりにあるサイトーという会社には自動販売機がありますので、
飲み物を補給するならここです。
サイトー付近から撮影した景色。山がとても近い。
サイトーを境に山間区間開始です。ここからがとにかくきつい。
ずっと斜度7%が只管続きます。(撮影する余裕がないほど。(-_-;))
まだ着かないのか、今どこなんだ…。と気分が滅入っても、見上げれば。
黄色い世界が広がっていました。標高1,500m付近ですね。この辺りはカラマツが多いため、黄色く色づいた木々を見ることができます。1,000m地点は緑の木々が多かったですが、500m登ると見える景色が一変していました。
ゴール手前の大曲カーブ。
「湯の丸高原」の看板。ここまでくればゴールまで数メートル。
スタートから3時間、無事ゴール!きつかった!
ゴール地点から見れる景観。あんまりよろしくはないかな?
地蔵峠の紅葉は道中みて楽しむのがベストでした。
注文後冷凍されていたお好み焼きをチンしているのが見えた。最高の食事でした。
【ダウンヒル】
高いところに来たら後は下るだけ。お待ちかねのダウンヒル。
30分ほど休憩して一気にダウンヒル。
標高1,000m付近まで下ると視界が開け、東御市を一望できるところに
でました。※地蔵峠ヒルクライムで一番景色いいのはおそらくここです。
【温泉】
疲れてへとへとになった体を癒すのは温泉です。
今回向かったのは小諸にある「あぐりの湯こもろ」です。
お値段は食事付きで1,000円。
食事なしなら500円。サウナあり、露天風呂あり、水風呂あり。
休憩スペースあり。露天風呂からは浅間山含め地蔵峠も見れます。
※画像はあぐりの湯の駐車場から。
道の駅くるみの里雷電から30分ほどのところにあります。
施設は坂の上にありますので、自転車で向かう際はヒルクライムがあります。
まぁ地蔵峠に比べればなんてことはありません。
景色より、お手頃価格でごはんもおいしい、最高の温泉施設でした。★3つ!
【地蔵峠まとめ】
・獲得標高1,100m(約3時間)の斜度7~8%の峠、
頂上(ゴール)からの景色はさほど良くないものの、
道中のカラマツ景色は素晴らしい。
・ダウンヒルが只管に楽しい。落ち葉に注意。
・あぐりの湯こもろが良すぎる。
次回は車載動画にしたいな。
【もみじライン】那須塩原から鬼怒川温泉まで紅葉見に行った話
栃木県にある日塩もみじライン走ってきました。
【もみじラインまとめ】
紅葉見ながら登るなら日光側から
休憩多めに登るなら那須塩原側から
どちらから走っても紅葉が実に豊富
【走行日 2020/11/8 日】
【走行距離 96km】
【獲得標高 1,500m】
【紅葉が見たいっ】
秋になると見たくなるのは紅葉です。お仕事で頭を使い、心もヘロヘロになったら、体を動かして絶景を見て目と心を癒やす必要があります。
自転車ブログ、Twitterで紅葉と検索し、見つけたのが日塩もみじラインでした。
日塩もみじラインは那須塩原から日光にかけて整備されている全長27kmの有料道路です。2020年12月から無料開放されるとのこと。
今回は那須塩原側から登りました。
【宿】
遠征先で午前中から走り、風景をゆったり楽しむためには前泊が必須です。ということで今回は那須塩原にて前泊。
※本当は鬼怒川温泉に宿泊したかったのですが、どの宿も満席。おのれGoToトラベル‥
今回の宿は【ビジネスホテル にし那須】を予約しました。
料金はGoTo割引で2,665円。
立地ですが、最寄りのJR西那須野駅から10分。バイパス沿いにあるため、飲食店、スーパーは豊富。ヨークマート、セブンイレブン、かっぱ寿司、どれも5分圏内です。セブンイレブンに至っては隣にあります。とても便利。
宿の方に掛け合ったところ、ホテル内の空きスペースにロードバイク置かせてもらえました。
部屋はシンプルな和室。布団で部屋の殆どがうまる小さい部屋はコンパクトで、秘密基地のようなワクワクする気持ちを味わえました。
お風呂ですが、男性のみの大浴場があります。
広々とした湯船に浸かるだけでも幸福度が増しますね。単純で良かった。
【那須塩原〜もみじライン入口】
400起床。絶景が約束されているもみじラインでは、撮影のために何度足を止めるか分からなかったので、とにかく早起き早行動が重要です。
ホテルのフロントに鍵を置き、県道259線を走りました。若干遠回りでしたが、車が一台も来なく、快適に走れました。
600頃道の駅湯の香塩原で休憩。ここを境に登りが始まりました。
日光国立公園に入り、5分ほど走るともみじ谷大吊橋がありましたがまだ営業時間外。次回は営業時間中に来て渡りたいな。
もみじラインまでの道中も奥多摩のような渓谷があり、走っていてるだけで楽しい道でした。
塩原温泉のほうらいはし。紅葉と川がよく見えてきれいですね。
意外な穴場紅葉スポットが「源三窟」の反対側にある公衆トイレ…近くの箒川に沿って伸びてる遊歩道。人手も少なく、のんびり撮影できました。
【もみじライン(那須塩原)〜ハンターマウンテン塩原】
もみじライン入口手前のファミマで補給。時刻は900。予定より遅くはなりましたが、登り開始です。
とはいえもみじライン開始地点まである程度登ります。開始早々に斜度8%を少し登ると
【大曲のもみじ】到着。真っ赤な紅葉が有名なところです。
ここは標高690m。
さぁ頑張って登るぞ!・・・と、行きたかったのですが・・・。
やー‥
どうしましょ
全然進まない
15分くらい大曲で撮影してました。紅葉のせいですね、仕方ない。
走っては撮影、停止、走る、止まるを繰り返していたからでしょう、それほど足に負荷を感じることなく登っていきました。
登り始めから1時間30分程度にある売店、「産地直売所 ほさか」の
きのこ汁!これが暖かくてしょっぱくて冷えて披露した体に染みる、とても美味しいものでした。300円で味わえる幸せ。美味しかった‥。
1100頃まで休憩し、ようやく料金所。ここでは清算せず、日光側での清算、後払い方式です。
ちなみに料金所付近の標高は970m…つまり麓のファミリーマートからもみじラインのスタート地点から料金所まで300mほど登ります。スタート地点とは。
【ハンターマウンテン塩原〜頂上、峠の茶屋】
料金所を通っても10分ほど登るとハンターマウンテン塩原に到着します。
ここはゲレンデだそうです。あと一か月もしたらここも雪化粧するんですね。
ここは売店、手洗いなどの設備が豊富、かつ、周囲より高台に位置していることで視界が開けており、景色が良いところです。山の中を走るもみじラインでは貴重な青空を仰げるスポットでもあります。
【日光までダウンヒル!】
ハンターマウンテンから斜度10%を登りきると頂上に到達!標高は1,270m、
スタートから約600mほど登りました。ここから一気に下ります!
が、
これは
はい、。
全く前に進みません。
(ダウンヒルに一時間以上かかりました)
景観が良いのが原因ですね、仕方ないね。
日光へのダウンヒルを振り返ると、カーブ曲がるたびに景色が移り変わるのが
特徴だと感じました。カーブ数が多く、スピード出しにくいことが幸いして
ゆったりと景色を堪能して下山しました。
【鬼怒川温泉~日光】
鬼怒川温泉まで下山すると、ちょうどSL大樹が鬼怒川温泉駅に到着する時間と
一致しました。
汽車の走る姿、汽笛音、蒸気の音がかっこよくて…。鬼怒川温泉から輪行して帰る
プランを変更し、SLとロードバイクをフィルムに抑えるプランに変更。
撮影ポイントを検索し即座に移動!
いいじゃないのさ…。よもやSLを追っかけることになろうとは…。
【温泉】
SL撮影のため鬼怒川温泉から下今市までダウンヒルした後、
東武日光近くにある温泉に行きました。立ち寄ったのは「日光市営の日光温泉」。
お値段はなんと410円です。市営だからお安いとのこと、あ、ありがてぇっ。
シャンプーリンスはありませんが、石鹸はあります。気になる方はボディソープ、シャンプーリンスセットを持参すると良いと思います。
こじんまりとした温泉で、湯船は4人入れればいいくらい。シャワーも3,4本でした。
とてもお安いので、ロングライドで汗をかいた体を清めるにピッタリだと思います。
乗り換えしないで帰れることの快適さを覚えてしまいました。。。
【まとめ】
日塩もみじライン、標高もそれほど高くなくゆるゆると登れる箇所でした。
那須塩原側から登るなら休憩ポイントも多く、車通りも少ないです。
何より紅葉が美しい、とても良いところでした。
来年は日光側から撮影のためだけに登ろうかな。
【白馬〜安曇野】三段紅葉見に白馬に行った話
乗鞍岳に雪が積もったので白馬に行ってきました。
【走行日:2020/10/18,19】
【乗鞍岳に雪が降った】
twitterタイムラインが乗鞍エコーラインの話題で盛り上がっていました。紅葉が見頃とのこと。美しい景色を見れるとわかっていて行かないわけがない、画像だけじゃ我慢できない、肉眼で見たいと思い計画を練った一週間でしたが
【乗鞍大雪渓WebSite】《長野側県道乗鞍岳線情報》本日10月17日(土)の天候:畳平(6時)/雪・-2℃・風速2m。乗鞍高原(7時)/雨・7℃
— 乗鞍大雪渓WebSite (@norikura_org) 2020年10月16日
※今季の初雪観測、三本滝より雪で畳平積雪2cm、昨年より7日早く、過去10年平均より2日遅い
※位ヶ原山荘より上部は夏タイヤ不能、シャトルバス運休 pic.twitter.com/QsVDXgjh8P
移動予定日にまさかの冠雪。乗鞍エコーラインをロードバイクで走ることは不可能になってしまいました。
この日、外は予報どおり雨。前日に最寄り駅にロードバイクを駐輪場に止めたの言うのに、自転車で走れない休みになってしまうのか、美しい景色を写真に納められないのか‥。
途方に暮れつつネットサーフィンをしていると、「三段紅葉」という存在を知りました。
三段紅葉とは、山に白雪、麓に赤い紅葉、裾野には緑の木々が広がる景色とのこと。これは見に行かなくてはならない、し、今だからこそ見に行けるのでは?
そういう言い訳を見つけ予定通り輪行で松本に向かいました。
目指すは乗鞍ではなく、白馬。
午前中の白馬を訪れるために前日入り。止まった宿
「ガーデンホテル松本」は自転車室内OKでした。ありがたや。
【大糸線で白馬へ輪行】
4:25に起床。ある意味この日一番の山場を超えました。起きれなかったら全てが頓挫してたので。
E127系はボックスとロングシートのハイブリット。運賃箱がついている列車です。そして運転席後ろにスペースがあります。ありがたい。
※運賃箱近くまで車体が出ないよう、注意する必要があります。
ローカル線あるあるなのですが、車内が「シーーーン」としており、音が全くしないのです。話す人もおらず、ただゆっくりと時間が流れる、贅沢な時間。普段発車アナウンスやベル、広告がひっきりなしに流れる山手線に乗っているからこそ感じるギャップですね。
目当ての松川大橋は白馬駅より一つ先の、信濃森上駅のほうが近いため、そこまで輪行しました。白馬から約一時間。車窓からは北アルプスの山々が‥
見えませんでした。ずっっっと曇り。あれぇ?
【松川大橋からの風景】
信濃森上駅で下車。曇り空を見て気持ちもどんよりしつつ、寒さで冷える体を温めるべくサイクルジャージを着込みます。
三段紅葉は見れそうにないかな‥と落ち込んでましたが、走らないことには変わらない、気持ちを切り替え松川大橋へ向かいました。
にしても人がいない。空気が澄んでいる。曇りのため湿度の高い、けど冷えた空気が心地よい場所です。そして山肌かとても近い。長野生まれの自分からしたら、とても居心地のいい空間です。
ただ晴れない。少し残念がってましたが、カーブを曲がると徐々に太陽が出てきました。
雲の隙間から青空が見え隠れ。山肌が浮かび上がってくる様子を見て、心が高鳴るのを感じました。
そして数分後、雲が晴れたときの景色はもう‥。
優勝してしまった、優勝です。今日はもう、完璧。松川大橋、最高・・・
晴れて、良かった。曇っても晴れを信じて来てよかった。白馬安曇野走れるだけでいいと思って自分をごまかそうとしてたけど、やっぱり目当ての三段紅葉を見たかった。からこそ、見れて、晴れて、良かった。
そうそう、風景を撮ってると地元の方に話しかけられました。少しお話したところ、地元の方でも初冠雪でこれだけきれいな風景を見るのは稀だと。いやー、いい日に来れました。優勝。
その方に教わった白馬大橋は、山肌一番近くにみれるところでした。
白馬大橋へ
川辺までロードバイクで降りれたのでしばし撮影タイム。石が支えになり、ロードバイクを自立させることに成功。
あー、優勝。素晴らしい。
※このあたりは松川大橋、白馬大橋、橋と、3つ橋がありますが、松川大橋が一番人通りがなく、おすすめです。
また、白馬大橋は車がかなりの速さですぎるので、注意が必要です。
【白馬ジャンプ台〜海ノ口駅】
自分が3歳の頃、長野オリンピックがあったそうです。全く記憶にない‥(苦笑)
父親は白馬のジャンプ台を長野から見に行ったそうです。そのジャンプ台、‥の、手前にある電光掲示板あたりまでロードバイクを担いで登りました。
22年前、ここでオリンピックがあったんだなぁ‥。
風景をのんびり撮影してるともう11時。帰りのあずさに間に合うか、不安になってきたのでペースアップ。
サイクリングロードをひたすら南下しました。
でも撮りたくなっちゃって‥笑 向かい風よりも、疲労よりも、厄介なのは美しすぎる風景かもしれません。
のんびりライドあるある→ロードバイクの軍団に抜かされる。
そうそう、なぜかワイドビューしなのが大糸線走ってました。なぜなのか。
【海ノ口駅〜松本駅】
ここはお願いティーチャーの聖地だとか。個人的にはあの夏で待ってるの最終話のイメージですね。
駅舎は無人駅なれど構内は綺麗で、ホームに立ち寄ることもできました。ロードバイクをそろそろっと入線させ記念撮影。数時間に一本やってくる列車を待つのも乙ですが、目指すは信濃大町なので、スルー。
木崎湖湖畔に至る手前の踏切。物語が始まりそうでとても好き。
木崎湖近くのゆーぷる木崎湖でご飯の予定でしたが、ロードバイクの大軍を見て、これは時間かかるなと判断。腹ペコのまま北アルプスラインを爆走。途中ハンガーノックになりかけましたが、ファミマが見えたため即補給。食べれるときに食べとかないとくたばります。段々と寒気を感じる感覚は味わいたくないので‥。
安曇野もいいぞ・・・。
松本駅にて朝ロッカーに預けた荷物を回収、大糸線で信濃大町から輪行するのと同じ到着時間に松本につきました。まともにサイクリングしましたね、これは。
【塩井の湯】
疲れた体を癒やすは温泉です。今回私が向かった温泉‥もとい、銭湯は「塩井の湯」です。
松本駅から自転車で5分ほど。入浴料は400円。ボディソープとシャンプーはありませんが、お手頃価格で温泉に入れます。
建物の風貌からして歴史を感じます。更衣室、浴室の撮影は流石にできなかったので玄関の様子を。
この景色、昔しんちゃんの映画で見たことあるぞ‥!
ここは番頭さんがいる、大正創業の銭湯です。お風呂はかなり深く、下まで足をつけることができない深さ。恐らく1.8mくらい?体感温度は約42℃。更衣室は窓が空いており、外気で火照った体を冷ましつつ着替えられる快適なものでした。扇風機いらずで汗もかかず銭湯をあとにしました。松本に来た際はまた立ち寄ること確定です。
松本もいいぞ…。
あとは松本駅で輪行の準備をし、特急あずさに乗車し最寄りまでひとっ飛びでした。
車椅子用のスペース、非常に快適でした。社内でエンド金具が外れたときは焦りましたが、隣に人が来ないためなんとか取り付け完了。
鈍行で4時間半かけた道を2時間あまりで帰る。終わってしまえばあっという間の旅。
まとめ
乗鞍に雪が降ったため乗鞍を走れませんでしたが、代わりに白馬の初冠雪と
赤、黄、緑の三段紅葉。いや、青い空、白い雲、水色の澄んだ川…。
素晴らしい景色を見れました。
今回もいい体験ができました。次は湖全部回るぞっ。
【霞ヶ浦】霞ヶ浦1/4周してきた話
サイクリストとなったからには成し遂げたいのが○○一周。猪苗代湖を一周するイナイチ。浜名湖を一周するハマイチ等々。日本一大きい湖である琵琶湖。
は、自宅から遠い。ならば自宅から輪行で2時間の霞ヶ浦に行こうと思いたち、行ってきました。
【走行日:2020/8/29 土】
途中電車の中に忘れ物をして大幅にタイムロスしたんですけれどね。
【最寄り駅〜土浦駅】
最寄り駅から輪行で霞ヶ浦近くの土浦駅へ。午前中ドタバタしていた影響で出発が1100頃に。現着したら1300。ちょっと遅い行動になってしまいました。
ただ、輪行していると、そんなこと忘れてしまいますね。
輪行の醍醐味は車窓を楽しめることだと思うんです。一眼レフで撮影しながら流れる風景を楽しんでいると目的地に到達してくれる輪行大好き。
スタートが遅かったおかげで深い蒼空みれましたし。
ただ輪行には落とし穴があります。そう。忘れ物。荷物台にリアバックを乗せたまま、乗り換え時に車内に置いてきてしまいました。ヤッチマッタ。
【忘れ物問い合わせ】
土浦駅についてから気づき、すぐに小田急、JR、東京メトロに電話。落とし物は車内清掃を終えてから社員さんが駅に届けるため、すぐには届かないのです。
どうしようどうしようと慌てていてもどうしようもないので、とりあえずCOCO'Sでご飯を食べて落ち着くことに。
電話をしてから1時間半くらい、ご飯を食べていると小田急さんから電話が。リアバックが見つかったとのこと。ほっと一安心。念の為本当に自分のか、見分けるための決め手に、一つ質問してみました。
「すみません、そのバックの中に、ボラギノールがあれば、自分のだと思います。」
「あっ、失礼ですが、お尻の、でしょうか?」
電話越しに駅員さんの動揺が伝わってきました。が、リアバックの中にボラギノールを入れておいてよかったと思いました。
この日を境に、荷物には名前の入った紙を入れることにしました。ボラギノールというのはやっぱりなんとなく恥ずかしいので。
【本日の宿】
本日の宿はホテル明建。Gotoトラベルのクーポンを使って2,500円で宿泊。ホテル明建のいいところは、室内に自転車を持ち込み可能という点。防犯対策はもちろん、室内でのんびりと自転車のメンテナンスもできます。
また、この宿の決め手はご飯が美味しいと書いてあったため。サイクリング後の夕飯が楽しみです。
土浦駅から5分、近くにスーパーがあり、霞ヶ浦にも10分程度の好立地。とても良い宿です。素晴らしい。
【霞ヶ浦ライド】
今回は反時計回りで走ることに。Googleマップには頼らず、道路に書かれている案内に沿って走ります。和歌山のように矢印が書かれているので迷わず走れると踏んだためです。
スタート地点からすでに青い空と青い霞ヶ浦。
ここだけ見たら海のようです。
かと思えば田園地帯を走っていたり。高い山やビルがないため、空を広く感じますね。
ただ、霞ヶ浦は向かい風がすごく強いです。遮るものがないので景色がいい。その代わりに風が強い。
常に抵抗を受けながらのサイクリングになりました。虫も飛んでいるのでサングラスは必須です。
スタート地点から20kmくらいに見えてきた船。
ポケモンルビーサファイヤに出てきた、すてられぶねを思い出しました。確かゲームではすてられぶねのなかに食べ残しが落ちていたはず。懐かしい。あの船の中にももしかしたら‥?
ライド開始が1600すぎだったことから、「ふっとばし」でもう夕暮れ。走ったことない霞ヶ浦でナイトライドは危険と判断し、「ふっとばし」近くのセブンイレブンでホテル明建へ折り返すことに。
ちなみに「ふっとばし」とは橋の名前のこと。格闘ゲームみたいな名前していますよね。
帰り道に撮影した夕焼け。太陽から出てる光が2つに分裂つしている、不思議な風景でした。
【夕食】
さて、プチライドとはいえ往復5,60kmを短時間で走ってお腹ペコペコの状態での夕食。どんな料理が出るかな〜とワクワクしていくと。
な、なんてこった‥!たらふく食べられるじゃあないか!まるで部活の合宿の夕飯のような量のご飯がたんまりと。刺し身、揚げ出し豆腐、揚げ物、漬物、サラダと、品数がとても多い大満足の夕飯でした。
お腹も膨れ、お風呂に入り、全身ストレッチ。地方ローカル番組を見つつ、一日を振り返ってました。ご飯美味しくて、たくさん写真取れた。忘れ物トラブルがあったけど、いい一日だった‥なんて思いつつ就寝。
【朝ライド】
知らない天井を見て起床。既に日が昇ってましたが、それでも早朝の霞ヶ浦を見たくて自転車をこぎました。
太陽光が強く、まだ青空になっていない、白が強い空を眺めながらゆるぽた。早朝ランニングする人たちがたくさんいました。朝の霞ヶ浦は風が優しかったです。もしかしたら霞ヶ浦は朝早くから走るのが一番楽かもしれません。
その後宿に戻り、朝食をいただき、土浦駅から輪行して終了。午後所用(忘れ物回収と都内サイクリング)があったので朝早く切り上げました。
【まとめ】
霞ヶ浦ライドは結局1/4しかできなかったので、リベンジ決定です。今度は朝イチに土浦につくようにします。
また、電車内で忘れ物をした場合、1,2時間は調査結果が出ないこともわかりました。何かと忘れ物をする傾向があるので、持ち物には名前を。そして、下車するときは必ず忘れ物チェックすることを心に決めたサイクリングでした。