イチログ

ロードバイク旅の記録

ロードバイクで落車した話


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やってしまった…。足柄峠で落車しました。

画像が落車現場です。手前にあるガードレール付近で曲がりきれずにすってんころりん。愚かでした。

自分の戒め、そして学びのために記録します。

【落車日:2021年5月3日(月)】

 

経緯

友人と御殿場方面から足柄峠を登り、頂上の足柄城跡で休憩を終え、神奈川県側にダウンヒルしていた際にカーブを曲がりきれず落車しました。

斜度は12%だったと記憶しています。車の往来は少なく、軽快にダウンヒルしてました。「突かれたなぁ、そろそろお昼ごはんのお店まですぐだ、早く食べたいね!」と思い油断していたのがいけなかった‥。


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足柄峠の道中に撮影した富士山と愛車。

この後落車することなんて、想像もしてなかった。

 

 

落車原因

スピード出しすぎ、ブレーキが遅かった。

この2点です。

 

落車当初を振り返って

大体40kmくらいだったかな。「いつもよりスピード出てるな、ブレーキしなきゃ。」そう思いつつブレーキをかけるも、効きが悪い、普段と違うバランスの崩れ方。「これはやばいっ」と思った直後、車体から巴投げを食らったように、体は宙を待っていました。そして地面に着地。気づいたら空を仰いでました。

※このとき背中に衝撃はなく、右肩に傷があったので、おそらく右肩から受け身を取ったものと推察。

また、サイクルジャージの右ポケットに入れていたアクエリアスのペットボトルがひしゃげていたことから、ペットボトルが衝撃を吸収してくれたようです。

 

怪我について

幸い骨折はしていません。また、後方車に轢かれることなく、今、無事に生きています。ロードバイク自体もびっくりすることに傷ほぼ無し。

 

負傷

右腕、両膝のお皿の部分、右肩にそれぞれ擦り傷。一番ひどかったのが右腕の擦り傷。大根おろしで剃ったように皮膚がめくれました。


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バンドエイド貼っていないと滲出液が出てきます。

 

大怪我や二次災害を防げた要因

①車体そのものが反転し、すぐに停車したこと

②車体から放り出された際、受け身を取れたこと

③ペットボトルをサイクルジャージにいれていたこと

 

①‥車体そのものが反転し、ハンドルとサドルが地面に着地したことで即時停車。車体だけがダウンヒルして二次災害の発生を防げました。

推測ですが、ダウンヒル、かつ、斜度が10%以上あったところで急ブレーキ。慣性の法則で自分の体と、それに合わせて車体が前のめりになり、反転したのではないかと考えています。結果としてホイールが地面と接しなくなり、そのばで停車、そして横転した。

 

 

②‥これ、ペダルから足が離れたことが要因です。

おかげで車体の反転に足が巻き込まれずに済みました。同様に放り出されてからうまく受け身を取りつつ着地できたことで骨折もなく。ガードレールに突っ込んで車体も、自分の体もめちゃくちゃになることもなく。

 

③‥実は影のMVPはアクエリアスのペットボトルだと思ってます。もしこれが世界を変えさせるためにすぐ潰れるいろはすだったら。衝撃を吸収しきれなくて右腰は死んでいたことでしょう。中身はなくなってしまったけど、おかげで緩衝材の役割を果たしてくれたアクエリアスには感謝感謝です。

 

 

この落車、まとめると、奇跡的な被害の少なさです。※自走して帰れましたし。

 

 

落車後の対応

まず車体をガードレールに寄せて道の邪魔にならないことを実施。その後体の傷の確認。その後ボトルの水で傷口を洗い流し、タオルで拭き取り、トップチューブバックに入れておいた傷薬と絆創膏で応急手当できたことは不幸中の幸いでした。

その後友人に連絡を取り、車体の確認などをしてもらいました。ブレーキ、変速機の異常はないことは確認できていたので、その他の部分のチェックをしてもらったのです。

 

ただ、ガードレールの内側‥歩道に車体の移動をすぐにしておけばより良かったと、今は思います。

 

 

今回の落車で学んだことは3点。

①カーブは減速するのが大原則。

スピード出したままカーブに差し掛かったことがすべての原因だからです。

 

ダウンヒル時はできるだけ重心を後方にする。

サドルのさらに後ろ、リアホイールの位置までお尻を突き出して、下ハンドルを握りブレーキを強く握ることが重要です。

 

③傷薬、絆創膏、水は常に持参。

今回大きな傷や後遺症がなかったのは緊急手当する道具を持参できたことが大きかったです。今後のライドでも必ず持参するようにします。

 

 

落車は常にライダーのすぐ隣に。予防できることは予防してライドたのしみましょう。

 

追記

負傷から一週間が経過した2021年5月10日(月)現在、左膝の傷はほぼ塞がりました。他の箇所の傷も軟膏を塗り、ケアリーブ、バンドエイドを貼り付けることでメキメキと回復しております。やすい絆創膏よりも少し高いがケアリーブ、バンドエイドを貼り付けること、おすすめします。滲出液の流出止められるためです。

 

また、軟膏は皮膚科の先生に処方された高田製薬『ゲンタシン』を利用しています。お風呂上がり、清潔な状態の傷口にたっぷりと塗り、バンドエイドを貼り付けることで、傷口を乾燥から防ぎます。

診察して初めて知ったのですが、カサブタは作らないほうが早く治るそうです。