【もみじライン】那須塩原から鬼怒川温泉まで紅葉見に行った話
栃木県にある日塩もみじライン走ってきました。
【もみじラインまとめ】
紅葉見ながら登るなら日光側から
休憩多めに登るなら那須塩原側から
どちらから走っても紅葉が実に豊富
【走行日 2020/11/8 日】
【走行距離 96km】
【獲得標高 1,500m】
【紅葉が見たいっ】
秋になると見たくなるのは紅葉です。お仕事で頭を使い、心もヘロヘロになったら、体を動かして絶景を見て目と心を癒やす必要があります。
自転車ブログ、Twitterで紅葉と検索し、見つけたのが日塩もみじラインでした。
日塩もみじラインは那須塩原から日光にかけて整備されている全長27kmの有料道路です。2020年12月から無料開放されるとのこと。
今回は那須塩原側から登りました。
【宿】
遠征先で午前中から走り、風景をゆったり楽しむためには前泊が必須です。ということで今回は那須塩原にて前泊。
※本当は鬼怒川温泉に宿泊したかったのですが、どの宿も満席。おのれGoToトラベル‥
今回の宿は【ビジネスホテル にし那須】を予約しました。
料金はGoTo割引で2,665円。
立地ですが、最寄りのJR西那須野駅から10分。バイパス沿いにあるため、飲食店、スーパーは豊富。ヨークマート、セブンイレブン、かっぱ寿司、どれも5分圏内です。セブンイレブンに至っては隣にあります。とても便利。
宿の方に掛け合ったところ、ホテル内の空きスペースにロードバイク置かせてもらえました。
部屋はシンプルな和室。布団で部屋の殆どがうまる小さい部屋はコンパクトで、秘密基地のようなワクワクする気持ちを味わえました。
お風呂ですが、男性のみの大浴場があります。
広々とした湯船に浸かるだけでも幸福度が増しますね。単純で良かった。
【那須塩原〜もみじライン入口】
400起床。絶景が約束されているもみじラインでは、撮影のために何度足を止めるか分からなかったので、とにかく早起き早行動が重要です。
ホテルのフロントに鍵を置き、県道259線を走りました。若干遠回りでしたが、車が一台も来なく、快適に走れました。
600頃道の駅湯の香塩原で休憩。ここを境に登りが始まりました。
日光国立公園に入り、5分ほど走るともみじ谷大吊橋がありましたがまだ営業時間外。次回は営業時間中に来て渡りたいな。
もみじラインまでの道中も奥多摩のような渓谷があり、走っていてるだけで楽しい道でした。
塩原温泉のほうらいはし。紅葉と川がよく見えてきれいですね。
意外な穴場紅葉スポットが「源三窟」の反対側にある公衆トイレ…近くの箒川に沿って伸びてる遊歩道。人手も少なく、のんびり撮影できました。
【もみじライン(那須塩原)〜ハンターマウンテン塩原】
もみじライン入口手前のファミマで補給。時刻は900。予定より遅くはなりましたが、登り開始です。
とはいえもみじライン開始地点まである程度登ります。開始早々に斜度8%を少し登ると
【大曲のもみじ】到着。真っ赤な紅葉が有名なところです。
ここは標高690m。
さぁ頑張って登るぞ!・・・と、行きたかったのですが・・・。
やー‥
どうしましょ
全然進まない
15分くらい大曲で撮影してました。紅葉のせいですね、仕方ない。
走っては撮影、停止、走る、止まるを繰り返していたからでしょう、それほど足に負荷を感じることなく登っていきました。
登り始めから1時間30分程度にある売店、「産地直売所 ほさか」の
きのこ汁!これが暖かくてしょっぱくて冷えて披露した体に染みる、とても美味しいものでした。300円で味わえる幸せ。美味しかった‥。
1100頃まで休憩し、ようやく料金所。ここでは清算せず、日光側での清算、後払い方式です。
ちなみに料金所付近の標高は970m…つまり麓のファミリーマートからもみじラインのスタート地点から料金所まで300mほど登ります。スタート地点とは。
【ハンターマウンテン塩原〜頂上、峠の茶屋】
料金所を通っても10分ほど登るとハンターマウンテン塩原に到着します。
ここはゲレンデだそうです。あと一か月もしたらここも雪化粧するんですね。
ここは売店、手洗いなどの設備が豊富、かつ、周囲より高台に位置していることで視界が開けており、景色が良いところです。山の中を走るもみじラインでは貴重な青空を仰げるスポットでもあります。
【日光までダウンヒル!】
ハンターマウンテンから斜度10%を登りきると頂上に到達!標高は1,270m、
スタートから約600mほど登りました。ここから一気に下ります!
が、
これは
はい、。
全く前に進みません。
(ダウンヒルに一時間以上かかりました)
景観が良いのが原因ですね、仕方ないね。
日光へのダウンヒルを振り返ると、カーブ曲がるたびに景色が移り変わるのが
特徴だと感じました。カーブ数が多く、スピード出しにくいことが幸いして
ゆったりと景色を堪能して下山しました。
【鬼怒川温泉~日光】
鬼怒川温泉まで下山すると、ちょうどSL大樹が鬼怒川温泉駅に到着する時間と
一致しました。
汽車の走る姿、汽笛音、蒸気の音がかっこよくて…。鬼怒川温泉から輪行して帰る
プランを変更し、SLとロードバイクをフィルムに抑えるプランに変更。
撮影ポイントを検索し即座に移動!
いいじゃないのさ…。よもやSLを追っかけることになろうとは…。
【温泉】
SL撮影のため鬼怒川温泉から下今市までダウンヒルした後、
東武日光近くにある温泉に行きました。立ち寄ったのは「日光市営の日光温泉」。
お値段はなんと410円です。市営だからお安いとのこと、あ、ありがてぇっ。
シャンプーリンスはありませんが、石鹸はあります。気になる方はボディソープ、シャンプーリンスセットを持参すると良いと思います。
こじんまりとした温泉で、湯船は4人入れればいいくらい。シャワーも3,4本でした。
とてもお安いので、ロングライドで汗をかいた体を清めるにピッタリだと思います。
乗り換えしないで帰れることの快適さを覚えてしまいました。。。
【まとめ】
日塩もみじライン、標高もそれほど高くなくゆるゆると登れる箇所でした。
那須塩原側から登るなら休憩ポイントも多く、車通りも少ないです。
何より紅葉が美しい、とても良いところでした。
来年は日光側から撮影のためだけに登ろうかな。