【足柄峠】夕暮れの富士山撮影に行った話【静岡県道365号線(富士見金太郎ライン)】
富士山が見える峠に行きたい、それも駅から近くて手軽に登れる峠がいい。選ばれたのは足柄峠でした。ということで走ってきました。
神奈川県の松田駅方面から登るルート
先駆者のブログやツイートを見ると神奈川側から登る方が多く、道中には斜度15%の坂があることが判明。
反対の駿河小山から走るルートは斜度、距離共に神奈川側より優し目。右足の膝裏が痛むので今回は距離短め、富士山多めの駿河小山側からヒルクライム。静岡県道365号線(富士見金太郎ライン)を経由したライドです。
【足柄峠ライドまとめ】
・静岡側のルート、駿河小山駅か足柄駅が最寄り。駿河小山駅近くにはセブンイレブンあり。
・金太郎富士見ラインの入口は「岩田商店」
★足柄峠、道中手洗いポイント、及び街灯なし!足柄城跡にもない!
・前半のターニングポイントは「東名富士カントリークラブ」。ここまで斜度がきつい。坂の構成はヤビツ峠と類似してる。
・石尊佛・石尊松の大曲からの富士山は素晴らしい
・2021年2月28日時点で誓いの丘は立ち入り禁止。
【駿河小山駅~東名富士カントリークラブ】
駿河小山駅はホームから改札までエレベーターがないため、輪行時は輪行袋を担いで階段を上る必要あり。手洗いは改札外、コインロッカーはありません。
駅最寄りのセブン-イレブン 駿東小山店でアクエリアスとおにぎり調達。ロングライドではないので今回は補給少なめ。そうそう、お店にサイクルラック、ありましたよ。
小山町役場を曲がり坂を上ると金太郎富士見ラインの入口、岩田商店さんが見えます。こちらで左折。
左折すると道路は東名高速下り線をくぐり、東名高速上り線に架かる橋を渡ります。いよいよ本格的なヒルクライムのスタート。木漏れが心地よい区間と、斜度10%が続きます。周囲を林に囲まれていることで癒やしを得つつ、ゼェゼェと息切れを起こし、ひたすら登る登る。
前半戦、斜度10%を超えているであろうきつい箇所は大きく3つ。東名高速を渡ってから、ゴルフ場の隣、東名富士カントリークラブの手前。直線の坂なので、先が見えるのが精神的に来ます。
あー、遠いなぁっーっ!!でも頂上からの富士山をはきれいなはず。。。期待しつつ前へ前へ。。。
【東名富士カントリークラブ~石尊佛・石尊松】
東名富士カントリークラブまで来たら、後半戦。斜度が優し目に。富士山もちょこちょこ見えるようになるので、心に余裕が生まれます。
ちなみに東名富士カントリークラブを過ぎてから2回ほど下って登る坂があります。この道を作った人がサイクリストをぬか喜びさせるために作ったに違いないですね。(断定)
【石尊佛・石尊松~足柄城跡】
後半の見どころは石尊佛・石尊松の大曲。視界が開け、目前に富士山が見えます。
この大曲、道の脇に石碑があります。かつてここは富士講や大山講のために多くの人が通った道で、石碑は安全祈願のために建てられたそうです。今は道が整備されているこの道も、昔は舗装されていない山道だった。けど同じところを走っている。
かつての人々の追体験をしている気持ちになり、歴史を感じますね。良い景色の裏に歴史あり。
【足柄城跡~あしがら温泉】
大曲から45分ほどで足柄峠の頂上、足柄城跡に到着。富士山を見れる見晴台へは階段有り。富士山背景に愛車を撮影するには担いで登る必要あり。
丁度日没に合わせて登ってこれました。先客もぽつぽつ。その先客さんと富士山の撮影スポットについて少しお話しました。なんでも山中湖のパノラマ台がとても良いと。写真を見せていただくと、美しさのあまりテンションが跳ね上がり、あっー!いいっ!いいですねこれ、うおわぁっ~!Botに。いつか行きます。
【本日の温泉】
本日の温泉は「あしがら温泉」さん。足柄駅から100mほど登る必要あり。きつい。
料金は500円。20:00までの営業。水風呂サウナ露天風呂あり。
【まとめ】
手軽に登れる峠ですね。雰囲気はヤビツ峠にそっくり。違うのは手洗いがないこと。
以下、ルートの参考にさせていただいた先駆者様の記事です。
・ブログ「自転車Trekker」のcreeker さん
金太郎富士見ラインの入口や道中のことが詳細に書かれており、
大変参考になりました。
※おかげで斜度10%越えの前半も心の準備ができたので耐えられました笑