【裏箱根】ロードバイクで箱根ダウンヒルした話
先日富士山の冠雪が報道されてから、富士山を見ながらサイクリングしたい欲が高まったので、行ってきました。
【走行日:2020/9/30】
本日のコースは以下。
メインは富士山撮影。なので、景色を楽しめるコースを選択。御殿場から長尾峠経由で大涌谷。大涌谷から箱根湯本まで一気にダウンヒル。山を駆け下りる度、脳汁がドバドバ出てるのがよくわかりました。
【ふじさん号で御殿場まで輪行】
若干寝坊してしまったので初手ロマンスカーで贅沢に移動しました。
初めてのふじさん1号。初めて乗車する青いロマンスカーことMSE。座席が硬いと言う話でしたが、固くなかったです。(ビブショーツを着ていたからかもしれませんが。)
そして初めてのロマンスカー輪行。事前調査通り、ロマンスカーは輪行袋を置くスペースが車内にあまりなく、最後尾の座席裏でも狭いくらい。しっかり輪行袋に自転車を格納しないと、通路を遮りかねないのが、ロマンスカー唯一の残念ポイント。
ただ、停車駅が少なく、小田急新松田駅からJR松田駅への乗り換えなしで御殿場まで行けるふじさん号は非常に快適でした。
青い車体がかっこいい
【御殿場→長尾峠】
ルートとしては県道401号線、通称御殿場箱根線を登るルートです。
ただ激坂、ではなく程よくきつい坂、という印象。ゆっくりと、しかし確実に登れるいい坂です。ひいひい言いながら登れるのきっと、景色がとてもいいから。
乙女駐車場からの富士山‥ふつくしい‥(語彙力)
舗装されたアスファルト、周囲は道を覆う緑の木々。いいね、最高です。
乙女駐車場から斜度5%をずっと上ります。
この日は本当に天気が良く、空が青々としていました。
ここで箱根スカイラインと分岐します。自転車では箱根スカイラインは走れないので、仙石原へ抜ける予定でした。でしたが…。
まさかのトンネル通行止め。峠始まる前に教えて下さいよぉぅ~!(リサーチ不足)
なので、一日で二度おいしい峠ダブル越えに()
【乙女峠へ】
長尾峠トンネルを迂回するため乙女駐車場まで引き返して乙女峠を越えます。
1時間かけて登ってきた道は、わずか15分で下り、分岐点である
乙女駐車場付近の信号へ。今度は138号線を登ります。
斜度7%あるようです。
また、長尾峠と比べ交通量が非常に多いです。後方からのトラックに煽られつつ、30分ほどでトンネルに到着。
トンネルは1kmほど、かつ暗くないのでそんなに怖くはありませんでした。トンネル抜けると静岡県から神奈川県へ。ここからまたダウンヒルで一気に仙石原へ。
本当、空が青い。
9月も終わりですが、気温は20℃近くあり、太陽光に当たると暑さを感じる陽気。まだまだ半袖ジャージで問題なしです。
【仙石原から大涌谷へ】
75号線を走り仙石原のすすきを見に行きました。
この日は平日にもかかわらず、多くの人でにぎわっていましたが、
ロードバイクで来ている人はおらず。
峠を二回攻めると想定したなかったため、時間が押してましたが
ちょっと長めに滞在しました。
仙石原から大涌谷へは、ちょっと上り坂が続きます。
そうそう、この日は初めてGoogleMapのナビ機能に搭載された自転車ルートを利用したのですが…。
大涌谷へルート、明らかに歩行者向けの道を示されました。
面白い体験にはなりましたが。笑
ロープウェイの下を横断する遊歩道をロードバイク押しながら歩きました。こんな道を歩くと、自分はロードバイク用のシューズ(SPDペダルなど)を購入せず、フラットペダルで走っている利点を感じますね。ルートで表示された道から外れると、謎の道を歩くことが多いので、まだしばらくはスニーカーでもいいかな、とは思いました。
姥子駅から735号線(大涌谷湖尻線)に合流。アスファルトの走りやすさを痛感しました。ロードバイクは舗装された道でこそ実力を出せる乗り物。自身にあっている環境でないと、本来の力を発揮しきれないのです。
大涌谷へ行く道は強羅方面へ行く道との分岐点にあります。
ここから大涌谷への1.4kmがこの日一番きつかったです。
斜度10%に坂が足に来ます。フロント、ロー、それぞれ一番軽いギアにして回すこと10分、大涌谷に到着しました。
ここでもやはりロードバイクに乗るサイクリストは見当たらず。
自転車で来る人が少ないからでしょう。自転車の駐輪スペースは見当たりませんした。
自転車で大涌谷まで登り観光する場合、邪魔にならないところに自転車を立てかけるのがベストだといおもいます。
ここは標高1044M…。
清々しい達成感を味わいつつも、時間が押していたので記念写真を撮り、周囲を少しだけ散策してそそくさ下山。
【箱根湯本までダウンヒル】
標高1000Mまで来ました。後は一気に下るだけです。
目的地は箱根湯本。標高差900M、かつてないダウンヒル。
楽しみました。
この日ほどGoProがあればなぁ…。と思ったことはなかったですね(笑)
脳内に佐伯ユウスケさんの「ダンシング」が常に流れていました。
安全を確保しつつスピードに身を任せるのは最高でした。平日でないとあり得ない交通量の少なさに感謝しつつ、約1時間で箱根湯本まで下山しました。
【日帰り温泉和泉】
御殿場からはヒルクライム、大涌谷からはダウンヒルを楽しみ、疲れた体を癒すために温泉へ。
本日の温泉は「箱根湯本日帰り温泉和泉」。
場所は箱根湯本駅から5分ほど。旭橋近くにあります。
公式サイトで平日限定割引券が発行されています。
通常価格は1,250円。割引券をスマホで見せれば、
平日に限り950円です。
設備ですが、有料タオルあり。湯舟は室内に1つ、室外に2つ、サウナなし。シャンプー、ボディソープあり。100円帰ってくるロッカーもあります。さっと入れて、すぐ箱根湯本駅に行ける、いい温泉でした。
【帰路】
温泉でゆっくりしてくつろいでから、箱根湯本駅駅に到着。
輪行袋に自転車詰込み、小田原行きの各駅停車を待っていましたが…。
「各駅停車、急行で帰るのもなぁ…。」
と思い、帰りもロマンスカー、乗っちゃいました。
VSE。白い車体がかっこいいですねぇ。
行きの反省を活かし、輪行袋への収納はより厳重に、かつ、最後尾、窓側を確保。完璧でした。
MSEとの違いは、座席がわずかに窓側に向いていることと、
座席が柔らかいこと(笑)VSE乗るとわかります、MSE,座席固いと。
最寄り駅近くまでロマンスカー、最後は急行で〆ました。
【まとめ】
富士山を見ながらサイクリングしよう。ということで行った今回のライドは、ヒルクライムとダウンヒル、温泉にロマンスカーと、
完全に優勝かましました。唯一の心残りは用事があったため、
1500には箱根湯本を後にしていたこと。温泉でもう少しゆっくりして、箱根湯本を回りたかったですが、それはまだ次回、ということで。
それと、事前に下調べしていなかった大涌谷から箱根湯本までにダウンヒル、とても楽しいものになりましたが、スピード出しすぎると死にます。ご注意を。
御殿場から景色を楽しみつつ、峠を越え、箱根までダウンヒル、スピード出しすぎに注意しつつ、いかがでしょうか。