【尾根幹】ゼブラコーヒーに行ってきた話in神奈川県津久井湖
関東圏に住み始めて5年が経過しましたが、その存在を知らなかった、南多摩尾根幹線道路、通称【尾根幹】。
今回尾根幹を走り、津久井湖を経由、ゼブラコーヒーに行ってきました。
【走行日:2020年9月6日(土)】
ロードバイクを購入して約一ヶ月半。
次どこ行こうかな?を考え調べると、それまで知らなかったサイクリングコースを知れるものですね。中でも気になったのが自宅から数キロにある尾根幹。約15kmの舗装された道路だそうです。初めて走るコース。わくわく。
ただ、この日は台風10号が接近していた影響で、午後から雨予報でしたので、雨に当たるなよ〜と思いつつ走った日でした。
【尾根幹線始点】
始まりは矢野口駅付近のローソン。サイクルスポーツ曰く、尾根幹線にも江ノ島にも多摩川サイクリングロードにも、どこへ行くにも起点になることから、サイクリング界隈では有名な場所だそうです。
ここからよみうりランド側へ伸びる鶴川街道を走り、左に曲がれば京王線の稲城駅に行ける、ガストが左奥にある交差点から尾根幹線は始まります。
グーグルマップや、Youtubeの尾根幹走ってみた動画を視聴し予習しても、実際の尾根幹はどこなのか、迷ってしまうか不安だったので、前を走るサイクリストについていくことにしました。
【バーミヤン坂】
尾根幹は始点から小さな坂があり、登りスタートです。前を走るサイクリストについていきつつ、10分ほど走ると、バーミヤンが見えてきました。このバーミヤンの先にあるのが、「バーミヤン坂」。ちょっと急ですが、登りきれないことはありません。
自分は坂でスピードが落ちる、かつ、この日はとても暑かったので、無理に登ることはないと判断。先行するサイクリストについていくことはせず、後から走ってきたサイクリストを先に行かせて、のんびりとヒルクライムしました。
バーミヤン坂は尾根幹の中で最も斜度がきついですが、激坂、ではないので、ちょっと挑戦してみよう!という坂だと思います。登ってから少し左に曲がると、そこが頂上です。
ただ、油断していたのがバーミヤンが見える前にも一箇所だけ坂があること。事前調査では調べきれなかった点です。バーミヤン坂の前のプチ坂。次は用心して走ろう。
バーミヤン坂を超えた先は、基本真っすぐのみ。
南野スカイブリッジあたりから道幅が狭くなり、車との距離が近づくので、ちょっと怖いな、と感じました。ただ、後方に注意さえすれば、アップダウンを楽しめるコースになっています。
唐木田から橋本へ向けて走ればラストスパート。
ここまでくればほぼ終点ですね。右側に窓ガラスがきれいな建物が見えてきます。それがラストスパートの目印になります。
それにしても尾根幹はロードバイク乗りがとても多いです。コンビニを見ると至るところに休憩中のロードバイク乗りが沢山。。向かい側から走ってくる
ロードバイクを見ているだけでも楽しめそうです。
尾根幹線のゴール手前にあるトンネルを抜けると、眼下に橋本の街が見えます。かなりの絶景ですが、
自転車ではまっすぐ行けないのが実にもったいない。真っ直ぐではなく、左に道を逸れて下りましょう。
この景色が見えたら尾根幹線の終点。
【町田街道】
尾根幹線から先は、町田街道を走って津久井湖、その先にあるゼブラコーヒーへ。京王相模原線、横浜線を横断し、北上。町田街道は尾根幹と比べると、明らかに道幅が狭いです。所々片側一車線なので、後方から迫る車に追いつかれないようケイデンスを上げて走る必要がある箇所があります。なので、ヒーヒー言いながらスピード上げ走る必要があります。暑い日にスピード上げるのはきつい。
大体1時間程度で津久井湖に到着。スマホのナビゲーション信頼して走ったら思わぬヒルクライムがあったのは想定外でした。
【ゼブラコーヒー】
津久井湖からゼブラコーヒーまでは15分ほど。湖畔は登り坂ですが、それが終われば下りのみ。走りやすいです。
ゼブラコーヒーの駐車場は土曜のお昼時だったことから、ロードバイクに大型バイク、自家用車と、車で埋め尽くされてました。
びっくりしたことがサイクルラックないこと。
お店の壁に自転車をかけている人が多かったです。
なんでだろうなぁ、と思っていたら、店内に自転車持ち運べたようです。事前に調べておけばよかった。
店内に入ると左側に馬がいます。ゼブラ‥ではないですよね、しましまじゃないし。俺に適用しろ、とも言ってこないし。何者なんだコヤツ。
【昼食】
ゼブラコーヒーにて、今回、私が頂いたのは、
・ビーフチーズサンド 740円
・フルーツジュース 400円(ビン)
サクサク焼きたてのおっきなクロワッサンに包まれたお肉とチーズ、アボカドを一口で食べる食感と味を楽しめるビーフチーズサンドとても美味しかったです。一人で食べるのにはちょっと大きいのでは?と思うサイズ。コメダコーヒーのパンと同じくらいの大きさ。
フルーツジュースは常温の提供ですが、店員さんが気を利かせてくれて、「氷の入ったコップお付けしますか?」と言ってくれました。お言葉に甘えた結果、自分でコップにジュースを注ぐ、ちょっとリッチな気分を味わえました。100%ジュースが火照った体にしみる。
この日は店内の空調が強く、涼むのに快適でした。
それと、お水がセルフサービスなので帰りがけにサイクルボトルにお水拝借しました。ありがとうございます。
【帰路】
帰りは尾根幹を経由…せずに、多摩ニュータウン通りを走り、多摩動物公園経由、多摩川サイクリングロードでフィニッシュ。なぜ過酷な道を選んでしまったのか。
途中いろはすとポカリスエット、アクエリアスを交互にコンビニで購入してひたすら走るも、食事を取らなかったことが響いて気持ち悪くなってしまったのは反省点。
すがる思いで入店した松屋での食事も、食欲がわかず、生きるために無理矢理肉を摂取した印象でした。補給は早めに取らなくては‥。
【多摩センター付近】
多摩ニュータウン通りは多摩センター駅から多摩動物公園までの坂が厳しい通りです。しかも信号機が坂と坂の間の谷間にあるのがネック。赤信号で止まろうものなら0スタートでのヒルクライムです。なかなか足に来るルートでした。ただ、モノレールが頭上を走ったり、モノレールと並走したりする区間があるので、普段は見ない光景を楽しめるコースではあります。
中央大学・明星大学駅から多摩動物公園までは下りが続きます。登り坂のいいところは、必ず下り坂があることですよね。登っている最中は「二度と登るかこんちくしょうめ!」と思っても、下りのスピードを知ってしまえば、「また登ろっかなぁ」なんて思ってしまいます。
多摩動物公園から聖蹟桜ヶ丘駅付近を通り過ぎ、多摩川サイクリングロードへ、ここで多摩モノレールとはお別れです。
あとはひたすら多摩川沿いに走るのみ。
夏の晴れた日の午後3時は、一番気温も高くなる時間帯です。そんな時間に走れば、へとへとになります。が、多摩川サイクリングロードをへばる気持ちで走ったこと、後悔していません。この時間帯は順光での写真撮影に適している時間なのです。
今回のまとめ
尾根幹は道幅広く、アップダウンも所々にあり、コンビニが均等にある。とても走りやすいところです。また、ゼブラコーヒーのある津久井湖からは、大垂水峠経由で高尾に行くルートや、江ノ島まで走るルートもあるので、様々な旅路を描けるのも、魅力の一つだと思いました。
それと、補給と休憩はきつくなる前に取りましょう。
9月と思えない暑さでしたが、走ったことのないコース、初めて行ったお店、青空を楽しめたサイクリングでした。
走行距離 約80km
ゼブラコーヒーまで約40km