【渋峠】全線開通した志賀草津道路(国道292号)を走ってきた話【雪の回廊】
サイクリストならば一度は行ってみたい場所、渋峠がある志賀草津道路(国道292号)が2021年4月23日、4年ぶりに全線開通。早速走ってきました。
渋峠まとめ
・群馬県草津側からはほとんど絶景。スイスの山岳鉄道(世界の車窓から)に似た風景が広がっている。
・残雪と新緑、青空と岩肌のコントラストが素晴らしい
【渋峠】
今回のライドは友人と。道の駅草津で自転車組み立てる。天気は晴れ。風は微風。気温は10℃台。どれをとっても最高のコンディション。
国道最高地点に自分の足で到達したい、写真でしか見たことない景色をこの目でみたい、愛用のPENTAX K-70で風景を切り取り収めたい、カメラで景色を収めたい。そういう欲にかられて草津まで来た。
走り始めて30分でこの風景。大きな木はなく、いきなりの森林限界。広がる草原。点在する白雪。ここが素晴らしい場所であることが如実にわかる。
ヒルクライムのペースは時速8km/h。スイスの山岳鉄道のような景色がずっと広がっているもんだから撮影で足が止まる。結果進まない、を、ひたすら繰り返していた。
走り始めて1時間。草津の町がもう、あんなに遠い。
こんなに条件の良い渋峠は、この先何度あり得るか。早々ないはず。となると逃したくない気持ちが湧いてくる。後悔しないように、刻み込むようにシャッターを押した。
終わって欲しくない峠は初めてだった、脳内で絶景ホルモンが出てたからか、国道最高地点にに到着するまで疲れがほぼ無し。これが最高の景色を見る効用か。
長野側へのダウンヒル、道中にある横手山ドライブインからの風景も素晴らしい。
白雪、新緑、青空、灰色の山肌。素晴らしい景色を見ることができて大満足。奇跡のような風景をどうもありがとう。また会いに行くよ。